【学習日記むに】とは
当施設は、就学準備と就学定着をコンセプトとした児童発達支援・放課後等デイサービスデイサービスです。
お子様にとって身近な「学校」をテーマにして、学習に取り組む準備や集団活動への参加を促します。さらにお子様一人ひとりの特性を捉えて個々に合わせたプログラムを行うことで、地域の中で安心して過ごせる習慣を身に着ける手助けを行います。

未就学のお子様
「学校」ってどんなところ?お勉強ってどうやってするの?
小学校に入学する以前より、実際に体験してみて適切な習慣を身に着けることができます。例えば、当たり前のように思える、「チャイム」は小学校に入って初めての習慣です。チャイムが鳴ったらどうやって動けばいいかな?授業中はどうやって過ごすのかな?こういった新しい習慣への混乱を軽減することができます。
小学生のお子様
授業中にじっとしているのがつらく感じる。先生の指示通りに動くことが難しい。
こういったお困りごとが、学習への自信や意欲を妨げてしまう原因になってしまうことがあります。また、お友達同士の関わり方にも不安を持つことがあるかもしれません。自身の特性を理解しつつ、どのように行動すればのびのびと学校で過ごすことができるかな?お子様と一緒に考えて適切な習慣を定着する機会を持ちます。


自分の気持ちを伝えることが苦手。お友達同士の関わりでトラブルになってしまうことがある。
こういった不安な気持ちを抱えていると、人との関わりにおいてなかなか自信を持つことができなくなってしまいます。むにでは集団活動の時間を大切にしており、先生やお友達とのコミュニケーションを通じて対人関係を学びます。
相手はどんなことを考えているかな?どんな言葉でお話すればいいかな?ぜひ一緒に考えてみましょう。
学校の休み時間に何をすればいいか分からない。「好きに行動していいよ!」という指示に混乱してしまう。
今まで大人と一緒に過ごしてきたお子様にとって、行動を決めて一人で過ごすことを不安に感じているかもしれません。むにでは、自己決定の機会を大切にしています。様々な選択肢を提示し、本人の興味を多方面に伸ばします。その興味の中で自ら行動できるように促すことで、自己選択に自信を持ってもらえるよう手助けをします。


学校においては学年に合わせた内容を集団で学ぶので、単元が素早く終わってしまって理解しきることが難しい場合があります。学習のペースはお子様によって違います。むにでは、「学年に合わせた」勉強ではなく、「お子様自身」に合わせた学習を提案します。自信を持って取り組めるように、「できた!」という成功体験をたくさん積みましょう。
また学校の宿題の手助けをして、学校以外の場所での学習習慣を身に着けたり、勉強への取り組み方を理解できるように促します。
5領域に基づいた支援
お子様自身が健やかに自立した生活を行えるように、意識を促したり練習したりします。特に小学校に進学した際に、一人でできていないと困る可能性のある日常動作に着目して支援を行います。
●トイレットトレーニング
●着替え・靴紐を結ぶなど、身なりを整える
●楽しんで食事をする
●おはしの使い方を練習する
など
運動能力の向上や感覚のトレーニングは、姿勢保持や細かい作業を行うのに必要なスキルとなります。実際に身体を動かしたり指先のトレーニングを行うことで、感覚統合を行います。
●かけっこ
●ボール遊び
●パズル
●はさみを使う
●音楽に合わせて体を動かす(リズミック)
など
適切に周囲の環境を認知してより良い行動をすることができるように支援します。認知に偏りがあると、社会的なルールの理解が遅れたり、コミュニケーションの困難がみられる可能性があります。また、数・大きさ・時間の概念は、学習の基礎となります。
●数字の学習
●パズル
●学校のチャイムの意味を知る
●交通のルールを知る
●食育による偏食の支援を行う
など
言語や文字に興味を持ったり、「読む」「書く」などを楽しんで行えるように支援します。また、自身の言葉で自分の感情や状態を自信をもって話したり、興味を持って相手のお話を聞くことができるようにサポートを行います。
●ひらがな、記号、数字などを書く練習をする
●先生やお友達とお話する機会を設ける
●実際に学校の授業を体験してみて、先生の話を聞く
●相手の気持ちを知るSSTプログラム
●絵本を読む
など
先生・お友達とのコミュニケーションや事業所外の地域との関わりから、さまざまな人との触れ合いを楽しみます。定期的な外出イベントや系列の放課後等デイサービスとの連携では、社会のルールを知り、人間関係の広がりが期待できます。
●外出イベント
●地域のお祭りへの参加
●外部講師による授業体験
●交通ルールを知る
●公共施設を利用する
など